さくら

高知城の桜開花 4年ぶり全国トップ 昨年よりも14日早く



淡いピンクの花びらが開いたソメイヨシノ(15日午後、高知城=島本正人撮影)
 高知地方気象台は15日、全国のトップを切って高知城ソメイヨシノが開花したと発表した。平年よりも7日、昨年よりも14日早く、全国最速は4年ぶり。「春が来ましたねえ」。人々の笑顔もパッと咲いた。
 
 高知城三の丸にある標本木は午前中、2、3輪が咲いているだけだった。それが午後の暖かい日だまりに包まれて、5輪、6輪…と、つぼみがほどけるようにふわり。午後4時半ごろ、高知地方気象台の職員が、この日3度目の確認で開花を宣言した。
 
 高知市出身の城(たち)みゑさん(68)=千葉県船橋市=は帰省中に開花に立ち会い、「やっぱり高知が一番じゃないと。桜が咲くと幸せね」と、生まれたての桜の花を見上げていた。
 
 高知地方気象台によると、今年の冬は平年より寒く、2月下旬から気温が上昇したため「寒暖差があり(開花の条件となる)休眠打破がうまくいったのでは」と、早めの開花を説明していた。1週間〜10日ほどで満開になるという。(今川彩香)