明治安田J1 第4節 vs.サンフレッチェ広島



名波 浩 監督
――試合の総括
まず我々はルヴァンカップをアウェイ札幌で戦い、今回リーグ戦もアウェイの広島ということで、移動の距離が非常に厳しいと。そういった中で立ち上がりの30分は、身体が非常に重い人間が何人か出てくるはずなので、そこは必ず我慢しようという狙いでゲームに入りました。ただ、ピッチが思ったより水を含んだピッチだったので、ファーストタッチでだいぶ苦労して、自陣でのロストが非常に多く、ピンチになるシーンというのは、ほとんどが自陣でのロストだったんじゃないかなと思っています。ゴール前での粘り強さがあったので、何とかゼロで凌いだ前半でしたが、山本康裕を入れた後半から、セカンドボールの予測と立ち位置の変化を積極的にしたことによって、ゲームを7割以上支配できたのではないかなと。フィニッシュのところの前の段階までは、非常にスムーズにボールを運べたのではないかなと思っています。欲を言えば、枠内シュートが後半もう少し出てくればもっともっとGKの林選手を含めてサンフレッチェのディフェンス陣に圧力をかけることができたと思いますし、先に点を取るというさらに高いミッションもクリアできたのではないかなと。
デビューした大南に関しては、立ち上がりこそミスが何回か続きましたけど、守備に関しては冷静に、それから身体を張った戦う姿勢をしっかり見せてくれたなと。また我々のトップグループにもう少しでしっかり両足入れるんじゃないかなというところまで来ていると思います。このまま彼はU‐21の代表として遠征に行くので、また飛躍して帰ってきてほしいと思います。
また、山本康裕、小川航基と大きな怪我をした人間がリーグ戦で復帰できたことも、良いニュースだなと思っています。しかしながら我々にはインフルエンザ患者が何人かいて、ここ2週間くらいで何人か出てしまったので、ちょっと危機的な状況、それから(中村)俊輔、今日のアダイウトンの怪我がどれくらいかかるかと。台所的には厳しいですが、2週間空くので、それから負けなかったので、しっかり顔を上げてトレーニングをしていきたいと思っています。

――後半、交代も含めて選手の立ち位置を変えたことについてまずはギレルメが、少し後ろに重たくなってきてしまって、それから自分のところにボールが来ないというストレスが、攻撃に出て行く回数が非常に少ないという部分に繋がり、ネガティブシンキングになってしまっていたので、頭から山本を入れて、松本を左に下げてと。そして、前半はそれと同時に松本がファーストタッチでのロストが3回くらいあったので、もう少し低い位置からボールを受けたり、出て行く作業をする方が、今日のピッチに対してはアジャストするかなと思って、立ち位置を変えました。山田に関してはどっちで使っても遜色なくやってくれたと思っています。

――川辺駿選手のプレーを見てまだゲームを見直してみないとすぐ分からないですけど、試合が終わってすぐに話したのは、「全然お前ボール触れてないな」と。ひとこと言ってバイバイしたので、彼もそれはよく分かっていると思いますし、ゲームの中での存在感というのが、もっともっと彼は輝けるはずなので、より一層の努力とより一層の輝きは、彼には求めていいんじゃないかなと。やはり日本を代表する選手になってほしいというのは、サンフレッチェ広島のスタッフも我々ジュビロ磐田のスタッフも変わらないので、順調に伸びてほしいなと思っています。

大南 拓磨  選手
――Jリーグデビュー戦となりました自分自身、出来は良くなかったですが、やっとJ1というスタートラインに立てたということは良かったなと思います。ここからもっともっと、チャンスをつかんでアピールしていきたいです。今日は、健太郎君や祥平君など、周りの選手たちにすごく助けられました。とりあえず、無失点に抑えることが出来て良かったなと。ただ、自分の中では出来が良くなかったので、ホッとしたという気持ちはありません。

www.jubilo-iwata.co.jp/live/2018/J20180318_2012120364



好調・広島、開幕4連勝ならず…磐田と相性のいいホームでスコアレスドロー


 明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われ、サンフレッチェ広島ジュビロ磐田が対戦した。
 ホームでは磐田相手に6戦負けなしと相性の良い広島は、リーグ戦ここ3試合と同じスタメンで臨んだ。ここまで4試合3得点と好調を維持する川辺駿は3シーズン在籍した磐田との対戦となった。一方開幕3連敗したものの、直近2連勝と復調気味の磐田は、U−21日本代表の大南拓磨が先発出場している。
 試合は広島がボールを握る展開に。ボールを回しながら相手ゴールに迫っていく。しかし、最初のシュートは磐田のアダイウトン。右足を振りぬくもミートせず、枠をそれてしまう。その後も12分、14分と磐田がシュートを放つも林卓人のセーブにあった。
 その後も球際激しく競り合う展開が続く。広島も徐々にペースをつかむと30分、柏好文がうまく切り込み、ペナルティーエリア左からシュートを放つもカミンスキーにセーブされる。
 アダイウトンはフィジカル面で広島の守備陣を苦しめる。37分、自陣でボールを持つと、一気にペナルティーエリアに侵入。しかし、最後でチェックにあい、シュートを打つことはできない。39分にも、アダイウトンが敵陣でファールを受け、FKを得る。しかし、田口泰士が蹴ったこのボールには誰も触れることができない。前半だけで3枚のカードが出る激しい展開となった。
 後半に入り磐田はギレルメに代わって山本康裕を投入。勝ち越しを狙う。51分、大南が敵陣深くからグラウンダーのクロスを入れ、川又堅碁が反応するもこれはオフサイドの判定。46分にも松本昌也のクロスに山田大記が走りこんでシュートを放つも枠外に逸れてしまう。
 ボールを動かしつつチャンスを伺う広島は59分、ティーラシンに代えて吉野恭平をピッチに入れる。なおも、66分、69分と磐田のシュートを浴びた広島は、74分にキャプテン青山敏弘に代えて柴崎晃誠を、80分川辺に代わり馬渡和彰を送り込む。馬渡はリーグ戦初出場となった。対する磐田は82分山田に代わって松浦拓弥を投入した。続く89分、足をひねり担架で運ばれたアダイウトンに代わり小川航がピッチに立つ。
 アディショナルタイムは5分の表示。お互い怒涛の攻撃をしかけるもネットを揺らすことができない。試合はこのまま終了し、広島のリーグ戦連勝は3でストップした。次節、広島はアウェイで川崎フロンターレと対戦。磐田はホームで浦和レッズと対戦する。
【スコア】
サンフレッチェ広島 0−0 ジュビロ磐田

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