明治安田J1 第26節 vs.セレッソ大阪



名波 浩 監督
――試合の総括常に前向きに守備が出来る形、スタートブロックから積極的に連続してアプローチに行くのではなくて、ちゃんと整った状況から、それから刺されないことを重点的にした守備という形でゲームに入れたと思っています。決して3バック、もしくは5バック気味になる最終ラインが、下がりっぱなしではなくてラインコントロールをしていて、オフサイドも何回か取れたと思いますし、ブラインドサイドの背後のケアが非常にすっきりしていたので、相手サイドチェンジのボールも足元がほとんどだったと。セレッソの良い時は前体重でボールが入ってくるので、そこから最終ラインを抜かれてクロスやシュートまで持ってこられてしまうのですが、そのシーンがほとんど無かったのではと思います。
得点はラッキーな形で1点奪えたのですが、そこから攻撃に出ていく形、それから前線でのため作りが非常に少なくて守備に回る時間が非常に多い。プラス奪った後のボールの質がセレッソと圧倒的に違って、もうひとつ、セカンドボールの反応、予測も悪くほとんど相手に拾われていて、そこに圧倒的な差があったので、最終的に押し込まれる原因になってしまったと思っています。ただ、前節6失点した中では、ボックスの中で良く体を張ってくれたと思いますし、最終ラインの強い気持ちを感じたゲームになったと思います。今後に繋がるシュートブロックの連続だったなと思います。次節、その次と3バックのチームが予想されるので、そういう意味では今日の試合をちゃんと頭に入れて改善しながら、来週のゲームに臨みたいと思っています。

――中村選手の評価はセットプレーを全く練習していない中で、CKであれだけチャンスを作り続けてくれた、それから守備の立ち位置も前線の小川航、大久保に声をかけて動かしてくれたので、その辺りは残り8試合の中でもやっていって欲しいなと。プラス、彼の中にもそうした想いはあると思いますが、チームとして来年に繋がるようなゲーム作りをやって欲しいと思います。

――小川航選手についてはボールの呼び込み、引き出しとしては特に前半は良かったと思うので、そこでもう少し決定的なシーンを作り上げて欲しかったですけど、1本強引に振ったシーンも含めて、今はゴールに向かう姿勢が非常に強いなと。それから出し手と受け手の関係を作ろうとイメージしながら、顔を出したり動き出しをしているというところは評価に値するなと。最後10分位はへばったのか、駆け引きなのか、動き出しの回数が少なかったので、そういうことによって大久保や(中村)俊輔が高い位置でボールを触れなかった原因を作ったかもしれないので、その辺りは改善の余地があるなと。ただ、彼にとっては今日のゲームはポジティブに捉えて良いゲームだと思っています。

中村 俊輔 選手
――久々の出場となりました
ボールはあまり触れませんでしたが、ハードワークをして声を出して、こういう方が良いんじゃないか、ああいう方が良いんじゃないかというのを、(田口)泰士と(山田)大記を中心に、コミュニケーションをとりながら出来たのが良かったかなと思います。2トップの後ろのトップ下というのは昔からやっている大好きなポジションです。ただ、ザ・トップ下というプレーよりも今日のように3ボランチっぽくなる方がチームのことを考えると、今は良いかなと。それは、名波さんとも確認しつつ、どっちがハマりが良かったか、ハーフタイムや試合が終わったときに話をしました。今日は相手にボールを持たれる展開でしたが、我慢してハードワークをすることでナギ(櫻内)が決めたようなゴールが出てくる。今の自分たちに出来ることはそこかなと思います。しっかりと突き詰めるところは突き詰めて、少しずつ成長していけるようにしたいです。今日は守備についても、前線の二人がしっかり責任を持ったプレーをしてくれて、(大久保)嘉人も最後の方はずっと左に戻ってきてくれていました。

――自身のプレーについて
もっとやれると思います。だからもっとやりたいし、得意なプレーだってあります。ただ、今日は少しゲームを落ち着かせて、自分たちが今攻めてるよ、というような雰囲気を数分でも作ろうと。そうすると全然変わってくると思うので。バーッと一気に攻めるのも良いですが、最終ラインと2回パスをやり取りするだけで、相手の選手がハーフウェイラインより下がらないといけないポジションになります。相手の90分を考えたときに、ゲームの流れもありますし、そういうことも大切かなと。今日は自分自身これといったプレーはありませんでしたが、これから少しずつ出てくると思っています。

大久保 嘉人 選手
――1対1という結果について
先制しながら引き分けというのは非常にもったいなかったなと思いますが、前節の大敗から立ち直れたかなと思います。ただ、自分たちがボールを持ったときに、またすぐに相手のボールにしてしまうことがすごく多くて。90分の中の85分は相手のボールだったなと。ボールを持ったときに、もっと自信を持ってプレーすることが大事だと思います。自分たちが攻撃のときに動き出す、そうすることで相手のディフェンスを動かす、というのが大切だと思うのですが、今はディフェンスがこう動いてくるからどうしなければいけない、という思考になってしまうことが多いので、やっぱりゴールを奪うためには、もっと自分たちから動き出さないといけないと思います。

――次のホーム2連戦に向けてそこは絶対勝たなければいけませんし、勝てるようにまた練習からやっていきたいです。

http://www.jubilo-iwata.co.jp/live/2018/J20180914_2012120394




磐田中村俊輔17戦ぶり先発で好機演出「まだまだ」
[2018年9月14日23時15分]


C大阪対磐田 先発出場した磐田MF中村俊輔
(撮影・前田充)




明治安田生命J1C大阪1−1磐田>◇第26節◇14日◇金鳥スタ
ジュビロ磐田のMF中村俊輔(40)が、17試合ぶりに先発復帰した。
トップ下で出場すると、前半ロスタイムには右CKをFW小川航基(21)の頭にピンポイントで合わせた。得点にはつながらなかったが、左足からの正確なキックで好機を演出した。セレッソ大阪に主導権を握られる中、ポジションをボランチ気味に取って守備でも奮闘。後半37分の交代まで、ハードワークを続けた。
先発復帰戦を勝利で飾ることはできなかったが、アウェーで勝ち点1を獲得した。中村は「これから少しずつ自分の良さを出していけると思うし、(手術した)右足ももっと良くなる。まだまだです」と、先を見据えた。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/201809140000946.html




【磐田】俊輔17戦ぶり先発 惜しいっ右CKから直接ゴール狙った
2018年9月14日23時5分 スポーツ報知


 ◆明治安田生命J1リーグ▽第26節 C大坂1―1磐田(14日・キンチョウスタジアム




前半ロスタイム、CKから磐田・小川航
(左)のヘディングシュートは相手に
あたりゴールならず




先発出場した大久保(左)と中村


 磐田が敵地でC大阪に1―1で引き分けた。MF中村俊輔(40)が17戦ぶりに先発復帰。CKなどセットプレーで好機を演出し、チームをリード。日本代表時代の10年5月24日の韓国戦(0●2)以来となるFW大久保嘉人(36)との同時先発も果たした。
 改修前最後のキンチョウスタジアムファンタジスタが存在感をみせた。前半3分だ。左CKを得ると、桐光学園高の後輩FW小川航の頭に。相手DFがクリアするもC大阪サポーターをひやりとさせた。前半38分には右CKが直接ゴールを襲う。相手GKが慌ててパンチングし、ネットは揺らせずも好機を幾度となく演出した。
 後半10分には相手GKのミスからDF桜内が先制弾。同33分に追いつかれたが、最後は全員が体を張りドローに持ち込んだ。試合後、俊輔は「楽しかった。3―5―2のトップ下は大好きなポジション。本当はザ・トップ下でやりたいけど、それをやると後ろ(DF)に響いてしまう。自分も下がって3ボランチ気味にした」。犠牲心を忘れず、後半37分までプレー。
 名波浩監督(45)は「チャンスはつくってたし、守備でも声出していた。残り8戦やるなかで来年につながる試合をしてほしい」と話した。

https://www.hochi.co.jp/soccer/national/20180914-OHT1T50241.html