感染者数市町別内訳・マップ 静岡県内【新型コロナ】
(2020/9/16 19:30)
市町名 | 感染者数 | |
市部 | 静岡市 | 88人 |
浜松市 | 193人 | |
沼津市 | 7人 | |
熱海市 | 41人 | |
三島市 | 3人 | |
富士宮市 | 24人 ※1 | |
伊東市 | 14人 | |
島田市 | 5人 | |
富士市 | 24人 | |
磐田市 | 7人 | |
焼津市 | 3人 | |
掛川市 | 7人 | |
藤枝市 | 4人 | |
御殿場市 | 3人 | |
袋井市 | 3人 ※2 | |
下田市 | 1人 | |
裾野市 | 0人 | |
湖西市 | 1人 | |
伊豆市 | 3人 | |
御前崎市 | 2人 | |
菊川市 | 1人 | |
伊豆の国市 | 1人 | |
牧之原市 | 2人 | |
賀茂郡 | 東伊豆町 | 2人 |
河津町 | 0人 | |
南伊豆町 | 4人 | |
松崎町 | 1人 | |
西伊豆町 | 2人 | |
田方郡 | 函南町 | 0人 |
駿東郡 | 清水町 | 5人 |
長泉町 | 3人 | |
小山町 | 3人 | |
榛原郡 | 榛原郡内 | 1人 |
吉田町 | 0人 | |
川根本町 | 0人 | |
周智郡 | 森町 | 0人 |
その他 | 賀茂保健所管内 | 2人 |
熱海保健所管内 | 1人 | |
東部保健所管内 | 25人 | |
御殿場保健所管内 | 9人 | |
富士保健所管内 | 1人 | |
西部保健所管内 | 12人 | |
不明 | 2人 | |
■ 合計 ■ | 510人 | |
再陽性 | ※上記合計には含まず | 1人 |
※1)43例目=東京都居住
※2)2例目=神奈川県居住
◆46例目の再陽性例は市町名非公表。地図には表示していません。
感染者数市町別内訳・マップ 静岡県内【新型コロナ】|静岡新聞アットエス
【中継中】菅首相、会見で「安倍政権の継承が私の使命」
菅義偉・自民党総裁が16日の国会で首相に指名され、新内閣が発足しました。新閣僚ら政治家の発言や動きをタイムラインで速報します。
21:00
菅首相、安倍氏に「無念の思い推察する」
菅義偉首相の就任後初の記者会見が始まった。首相は冒頭、安倍晋三前首相の辞任について「病気のため道半ばで退かれることになった。無念の思いを推察する」と述べた。その上で、「この国難に当たって政治の空白は決して許されない。この危機を乗り越え、全国民のみなさまが安心して生活を取り戻すためには、安倍政権が進めてきた取り組みを、しっかり継承して前に進めていく、そのことが私に課された使命だ」と決意を語った。
18:55
河野行革相「ベルマーレマスクおしまい」ツイート
行革担当相に就く河野太郎氏が、閣僚認証式のために訪れている皇居からツイート。菅義偉新首相による天皇陛下への内奏が終わり、「陛下は官記にご署名中。その間、(閣僚は)千草千鳥の間で待機しながら、順番に正殿松の間で所作のリハーサル」と実況した。
また、首相官邸への呼び込みでは地元のサッカーJ1・湘南ベルマーレのマスクをつけていたが、「宮中は白、無地のマスクと指定されているので、ベルマーレマスクはここでおしまい」ともつぶやいた。
18:15
皇居で親任式
菅義偉首相は皇居で親任式に臨み、天皇陛下から首相に任命された。
18:00
安倍首相在職日数の横断幕、そっと撤去
安倍晋三・前首相の地元の山口県では、県庁などに掲げられていた連続在職日数最長更新を祝う横断幕が、安倍氏の退任に伴って撤去された。県庁では当初は10月9日まで掲示する予定だったが、繰り上げた。
午後6時過ぎ、山口市の県政資料館正面玄関にあった「祝 安倍晋三内閣総理大臣 総理連続在職日数歴代最長達成」と書かれた横断幕を業者が取り外した。県庁の玄関ホールのほか、安倍氏の事務所がある下関市役所でも撤去された。
県は、安倍氏の在職日数が2799日に達して歴代最長を記録した8月24日、県庁など3カ所に横断幕を掲示。制作費と取り付け費の計22万円を公費から支出した。台風9、10号の接近に伴って一時撤去した7日間を除いて計17日間掲げられた。
県によると、横断幕に関して13日までに183件の意見が寄せられた。うち162件は「私は安倍総理を支持していない」「税金はコロナ対策に使うべきではないか」などという批判的な意見だった。
山口県の村岡嗣政知事は16日、報道陣の取材に「山口県選出の安倍総理が最長を記録されたことに祝意を表すのは妥当だった」と話した。
17:05
黒岩・神奈川県知事「まさかこんな日が…感慨深い」
菅政権誕生について、神奈川県の黒岩祐治知事は16日、菅氏から2011年の神奈川県知事選への立候補を促された思い出に触れ、「当時、自民党は野党。まさかこんな日が来るとは夢にも思わなかった。本当に感慨深い。必ず後世から、あの(コロナ)危機を乗り切った内閣と言われるに違いない」としたうえで、「ただ、(衆院の)任期はあと1年しかない。解散・総選挙の打ち方によっては予測不能なことが起きる。急にコロナ感染者の数が増えたら、『なんで選挙をやっているのか』と言われる。難しいポイントだ」と話した。(田井中雅人)
16:30
秋田県知事「総理の出身地ということに甘えない」
秋田県の佐竹敬久知事は、菅義偉氏が首相に選出されたことを受け、県庁での報道陣の取材に「本県出身初の総理誕生ということで、理屈を抜きにして、同郷の人として非常に光栄でうれしく思っている」と話した。
菅氏が親の地盤を継いだ世襲議員ではなく、政界で「たたき上げ」と言われている点を指摘。「政治の道のみならず、一般の若者に、努力を積み重ねれば、ものを成し遂げられる、という勇気とやる気を起こさせる。県民にも励みになる」と表情を緩めた。
一方、菅氏が自民党総裁選で「自助・共助・公助」をキャッチフレーズに掲げた点については、「県内から総理が誕生したので、これに頼る、あるいは温情にすがる、ということは厳に慎むべきことだ。私ども自治体は総理の出身地ということに甘えず、しっかり努力し、まず秋田を盛り上げていく。総理のめざす姿をしっかり具現できるように、地方自治体としても頑張っていきたい」と話した。
拡大する菅義偉首相の就任祝賀セレモニーでくす玉を割った秋田県内の経済団体トップと佐竹敬久知事(左から2人目)、穂積志・秋田市長(同3人目)ら=2020年9月16日午後5時31分、JR秋田駅の東西自由通路、増田洋一撮影
16:25
二階氏「首相は熟慮に熟慮を重ねた」
自民党の二階俊博幹事長は、首相官邸で与党党首会談と組閣本部への新閣僚の呼び込みを終え、記者団の質問に答えた。新内閣の人事について「首相は熟慮に熟慮を重ねて、経験に基づいて、政策を進めていくためにはどういう布陣がいいか、練りに練った感じだ。世間で言われるような派閥がどうだとかこうだとか、そういうことは全くない」と、派閥の「論功行賞」による人事を否定した。
二階派から復興相として初入閣した平沢勝栄氏は当選8回。二階氏は「派閥から選んだわけでも全くない。個人の実力、能力によって首相がこの人と信じて登用された」と話した。
16:15
1億総活躍相の坂本氏「私も地方出身」
1億総活躍相に就く坂本哲志氏は組閣本部への新閣僚呼び込み後、首相官邸で記者団の取材に応じた。初入閣となる今の気持ちを問われ、「これから仕事をしなければいけないという緊張感と、それから使命感と。こういったものが今、ふつふつとわいている」と語った。
菅義偉新首相からは少子化や地方創生の担当を伝えられたといい、「私も地方出身。どうすれば持続的な地方の振興なり発展ができるか。有効な予算の使い方や人材の派遣をやっていきたい」と意気込みを語った。
16:10
デジタル行革担当相の平井氏「首相の覚悟うかがえた」
今回の目玉の一つ、デジタル改革担当相となった平井卓也氏。官邸で記者団に「(菅義偉首相からの全閣僚への指示書には)思い切って政府一体でデジタル化を強力に推進するという指示が明記されている。こういうことは珍しいし、首相の覚悟がうかがえた」と語った。
さらに「新型コロナを受け課題が明確になった。今回はデジタル庁という新しい組織を新設する。全く設計図のないミッションなので、これにまずは全力を尽くす」と意気込みを語った。
16:20
初入閣の平沢氏「今までずいぶん空振りした」
当選8回でようやく初入閣を果たした平沢勝栄氏。復興相に起用された。官邸で記者団に「まあ、今までずいぶん空振りしましたが、いろんな思いはあるが、今回こうして入閣させていただいて、ありがたいなと。私が入ったことに対して涙を流して喜んでくれる方が大勢おられて、そういったご恩を忘れないで、これからしっかり頑張っていかなければいけないと思う」と語った。
平沢氏は衆院東京17区選出で、1996年初当選で、菅義偉新首相と同期にあたる。二階派。菅氏の党総裁選の推薦人名簿に名を連ね、派閥の「入閣待機組」の1人だった。
16:15
公明の山口代表「安倍政権を引き継ぐ面で再任多い」
公明党の山口那津男代表は組閣本部への新閣僚呼び込み後、首相官邸で記者団の取材に応じた。新たな菅内閣の布陣を「安倍政権の仕事ぶり、方向性を引き継ぐという面で再任になった方が多い。また、党の中、連立の我が党も含めて、全体を配慮してよく練られた人事。その総合力を発揮して国民の期待に応えたい」と話した。
16:10
橋本五輪相は再任
再任された橋本聖子五輪相は、首相官邸の組閣本部に呼び込まれた後、菅義偉新首相からの東京五輪・パラリンピックに関する指示について、記者団に問われた。橋本氏は、「安心・安全を第一に、来年の東京大会が確実に開催できるようにしっかりと準備してほしいとお話をいただいた」と明かした。
16:00
共産党の小池氏「見飽きた顔」
共産党の小池晃書記局長は、閣僚名簿が発表された菅内閣について、記者会見で「安倍(晋三)首相のいない安倍内閣」と名付けた。「ノーサプライズ。見飽きた顔と、いつか見た顔。古色蒼然(そうぜん)たる面々だ」と皮肉った。「脇目もふらず、何の見直しも総括もせず、この道しかないと安倍政権の路線を引き継ぐことがはっきり浮き彫りになった。その点では戦いがいがある」と語った。
一方、社民党の福島瑞穂党首は会見で、「居抜き内閣、ちょっとだけ回転ずし内閣、そして新鮮味ゼロ内閣、安定路線縁故内閣」と命名。河野太郎防衛相が行革担当相に、加藤勝信厚労省が官房長官に移るなど、ポスト転換は「回転ずし」。再任や閣僚経験者の再登板も多いところは「新鮮味ゼロ」だと説明した。「自民党のなかのパワーバランスを考えた、内向き内閣と言えるのではないか」と評した。
16:00
万博担当相に井上氏「東京出身だが…」
2025年の大阪・関西万博の準備のために新設される「万博担当相」に就任する井上信治氏。首相官邸の組閣本部に呼び込まれた後、記者団に「大阪とあまり縁が無いのでは」と問われた。
衆院東京25区選出の井上氏は「私自身は東京選出だが、当然のことながら大阪には何度も行ったことがあり、色々知人友人もいる。そういう意味では、決して意外な感じを持っているわけではない」と述べた。
井上氏は当選6回で、麻生派。過去には環境副大臣を務め、初入閣となる。万博については「今少し時間があったので、役所の皆さんから色んな話を聞いている段階」と語った。
16:00
留任の西村氏「コロナ感染防止、経済の両立、全力で頑張っていく」
留任が内定している西村康稔経済再生相が、官邸への呼び出し電話を内閣府の大臣室で受けた。
「『これから具体的な担務を申し上げます』とのことで、菅総理からでした。留任と聞いているので、コロナの感染拡大防止と経済の両立、この難しい任務を全力を挙げて実現したい。できるだけ多くの人に、安心と、将来の希望を持ってもらえるよう、全力でがんばって行きたいと思います」
16:00
新閣僚、続々官邸に
新たに起用された閣僚が続々と首相官邸に入っている。岸信夫氏は初入閣で防衛相に就く。
2004年の参院選で初当選。2期目で衆院山口2区にくら替えし、当選3回。細田派。祖父は岸信介元首相で、実の兄は安倍晋三前首相。生まれて間もない頃に岸家に養子に入った。防衛政務官、外務副大臣などを歴任し、党の国会対策筆頭副委員長を務めた。
15:55
河野氏、官邸入り 行革担当相に
河野太郎氏が官邸に入った。河野氏は行政改革担当相に就く。行革担当相は2度目。
河野氏は衆院神奈川15区選出で当選8回、麻生派。外相、防衛相を歴任し、総裁候補の1人とも見られている。以前から自民党総裁選への意欲を示しているが、今回は立候補を見送った。
15:55
経団連の中西会長「改革意欲に富んだ人材」
経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)は新内閣について談話を出し、「改革意欲に富んだ人材が多数配置されている。自民党幹部の顔ぶれを含め、『令和』の時代を切りひらくにふさわしく、幅広い分野において前例にとらわれない改革の強力な遂行が期待できる布陣であると評価したい」とした。
15:45
加藤官房長官が閣僚名簿を発表
新たに官房長官となる加藤勝信氏は、官邸で菅義偉内閣の閣僚名簿を発表した。
15:30
菅氏と公明の山口代表が会談、新内閣発足へ
菅義偉新首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表が首相官邸で与党党首会談。自民党の二階俊博幹事長と公明党の斉藤鉄夫幹事長も同席した。その後、組閣本部を設置し、新内閣を発足させる。
15:10
吉村知事「大阪にとって大きなプラス」
大阪府の吉村洋文知事は定例会見で、菅政権誕生について問われ、「地方分権や都構想、大阪が進める改革にご理解いただける菅総理になられたのは、大阪にとってものすごく大きなプラス」と話した。
また、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、新たに置かれた万博担当相に東京25区選出の井上信治・元環境副大臣が就くことについて問われると、「大阪・関西色がなくていいんじゃないですか。日本万博なんで。全国的に『大阪・関西のイベントなんでしょ』と思われるよりは」と笑みをこぼした。
15:00
国民民主の伊藤氏にも1票 参院の首相指名
参院本会議での首相指名選挙では、国民民主党の伊藤孝恵氏に1票入った。これについて無所属の寺田静氏は、朝日新聞の取材に「同世代の女性で同じ問題意識を共有している伊藤孝恵さんに、日本を変えていただきたいとの思いがあり、素直に投票をした」と語り、伊藤氏に投票したことを明らかにした。
伊藤氏はリクルート在職時、育休中に2016年の参院選(愛知選挙区)に立候補し初当選した。
15:00
加藤氏、官邸に入る
加藤氏は衆院岡山5区選出で、当選6回。竹下派。安倍晋三首相の側近として知られる。第2次安倍政権では官房長官の菅義偉氏の下で、政権発足から約3年間、官房副長官として支えた。1億総活躍相のほか、厚生労働相を2度にわたって務めた。
15:00
菅氏、官邸に入る
第99代首相に選出された菅義偉氏が、新首相として初めて官邸に入った。
14:30
福山幹事長「しっかり論戦挑んでいきたい」
立憲民主党の福山哲郎幹事長はNHKの番組で、新たに首相に選出された菅義偉前官房長官について、「安倍政権の何を継承し、何が悪かったのか。国民にどういう政権を作りたいのか、しっかり呼びかけていただきたい」と語った。
論戦の相手としては「正直言って分からない。官房長官としての毎日の記者会見は拝見していたが、前面に立って答弁はあまりされていなかった」と評した。
また、今回の臨時国会が3日間で終わることについて、「遺憾に思っている。国会は論戦をすることが大きな仕事だ。早く臨時国会を開き、まずは代表質問、予算委員会、コロナ対策、しっかりと論戦を挑んでいきたい」と述べた。
14:25
安倍氏があいさつ回り、野党からも拍手
安倍晋三前首相は菅義偉氏が新首相に選出されると、国会内の各会派の控室にあいさつ回りをした。
安倍氏は西村明宏、岡田直樹両前官房副長官、今井尚哉前首相補佐官とともに、衆院議長室から順番に約30分かけてまわった。安倍氏が顔を見せると野党の控室からも拍手が起こり、公明党の控室では花束を受け取った。
14:20
二階氏、派閥への配慮を否定
自民党の二階俊博幹事長は国会内でNHKの取材に応じた。「閣僚人事は派閥に配慮したのではないか」と問われると、間髪入れず「派閥と打ち合わせをしたわけでも、派閥から推薦をとったわけでもない。党内、見渡して必要な重要な人材を登用ということに努力をした結果だ」と答えた。
13:55
玉木氏「官邸を押さえつけるのでなく…」
国民民主党の玉木雄一郎氏は国会内で記者団から、菅政権のもとでの官邸と霞が関の関係について問われると、「官邸に逆らうようなことは言うのをやめようという空気が広がっているのは事実だ」と語った。
その上で「役人を押さえつけるのではなく、能力やアイデアをいかに引き出せるか。それが菅内閣の大きなテーマだと思う」と話した。玉木氏は財務官僚出身。
13:50
石破氏、新内閣の印象は?
自民党総裁選で菅義偉氏と争った石破茂元幹事長は衆院本会議後、記者団の取材に応じた。新しい菅内閣の布陣について「再任された閣僚も多くて手堅い」と印象を語った。石破派の田村憲久氏が厚生労働相に登用されることについては、「厚生労働行政全般に通暁している。派閥陣営とかそんな話ではなくて、日本全体のためにあるべき人事」と評価した。
「派閥への配慮が大きいのでは」という質問に対しては「いろんな派閥の力があって総裁になられ、総理になられたわけだから、それは世話になるだけなって、あとは知らんよとはならんでしょう。それはそんなもんだと思う」と語った。
14:10
参院も菅氏選出、第99代首相に
衆院に続いて参院本会議の首相指名選挙の開票結果が発表され、菅義偉前官房長官(自民党総裁)を第99代首相に選出した。菅新首相は同日、自民、公明両党による連立内閣を発足させ、就任記者会見を行う。
首相交代は2012年12月26日の安倍晋三氏の就任以来、約7年8カ月ぶり。
参院では、自民党の菅総裁は142票、立憲民主党の枝野幸男代表は78票、日本維新の会の片山虎之助共同代表16票などだった。
14:00
参院で開票始まる
13:50
菅氏の生家に垂れ幕と祝砲
秋田県湯沢市秋ノ宮の菅義偉氏の生家では、衆議院での首相指名と同時に「秋田県初 菅義偉総理大臣誕生おめでとう」の垂れ幕が下がり、祝砲が鳴り響いた。
秋田県出身者として初となる首相誕生の記念に、生家の写真を撮影しに訪れる人は後を絶たない。同県大仙市の鈴木勇さん(69)は「一生に一度あるかないかのこと」と言ってスマートフォンを向けた。
13:50
地元市長「おらほの総理、間違いない」
衆議院での指名を受けて第99代首相に菅義偉氏の選出が確実になると、故郷の秋田県の湯沢市役所には歓喜のファンファーレが響いた。
菅氏の似顔絵が描かれたTシャツを着た同市の鈴木俊夫市長は「おらほの総理といって間違いない。地方にとって元気の出る政治を実行してもらいたい」と喜んだ。同市議会の柏原久寿議長の音頭で集まった市民らが万歳をした。
小泉氏に投票は丸山氏
衆院本会議の首相指名選挙で自民党の小泉進次郎氏に1票が入ったが、投票したのは、NHKから国民を守る党の丸山穂高氏だった。衆院議事課が記名投票の結果を公表した。
小泉氏は官邸を出る際、記者団から感想を聞かれたが、「特にありません」とだけ答えた。
丸山氏は2019年、北方領土返還に関連して、元島民に対し「戦争」に言及。日本維新の会から除名されたあと、NHKから国民を守る党に入党した。
小泉氏に1票、議場でどよめき
衆院本会議での首相指名選挙では、小泉進次郎氏に1票が入った。開票結果が読み上げられると、議場からどよめきが起こった。
13:45
衆院の優越で菅氏選出が確実に
衆院本会議の首相指名選挙の開票結果が発表され、憲法の衆院の優越規定により、第99代首相に菅義偉・前官房長官が選出されることが確実になった。
自民党の菅総裁は314票、立憲民主党の枝野幸男代表は134票、日本維新の会の片山虎之助共同代表11票、希望の党の中山成彬代表2票、自民党の小泉進次郎氏1票だった。
13:40
参院で首相指名選挙始まる
参院本会議が開会し、首相指名選挙が始まった。会議の冒頭、山東昭子議長が「会期を三日間とする」と発言すると、議場から非難の声が上がった。
13:30
衆院で開票始まる
13:00
地元・湯沢市役所でパブリックビューイング
菅義偉・自民党総裁の故郷、秋田県湯沢市の市役所でパブリックビューイングが始まった。第99代首相に選出される「歴史的瞬間」に立ち会おうと、鈴木俊夫市長や市民ら約100人が「祝 菅義偉内閣総理大臣」と書かれた手旗を握り国会中継を見守った。
13:00
首相指名選挙始まる
12:40
安倍氏、官邸を後に
安倍晋三首相は16日昼、数百人の職員に見送られて官邸をあとにした。
首相がエレベーターから官邸エントランスに歩み出ると、菅義偉官房長官をはじめとした官邸幹部、官邸職員らが拍手で出迎え。女性職員2人から花束を受け取り、手を振りながら何度もお辞儀をした。正面玄関から出る際には振り返って、深々とお辞儀をし、首相指名選挙が行われる国会に向かった。
11:40
共産・志位氏「枝野さんで投票する」
共産党の志位和夫委員長は国会内で記者団に、午後の首相指名選挙で、共産党は志位氏に投票せず、立憲民主党の枝野幸男氏に投票することを明らかにした。
志位氏は「枝野さんから、菅政権を倒し、政権交代を実現すると(言われた)。そのための首相指名の協力要請があった。私たちとしては、非常に重要な前進だと思い、枝野さんで投票する」と語った。
共産党が首相指名の1回目に他の野党の代表の名前を投じるのは、1998年に当時の民主党代表だった菅直人氏に投じて以来となる。
11:35
谷垣グループ「ノーサイド」
自民党の谷垣グループは国会内で会合を開いた。同グループは総裁選では自主投票となった。
元ラガーマンの中谷元・元防衛相は「今日の本会議で再スタートになる。ノーサイドの精神で頑張りたい」と語った。
11:25
小池都知事「連携をお願いしたい」
東京都の小池百合子知事は菅内閣の発足について報道陣に問われると、「コロナ禍とオリンピック・パラリンピックの開催という二つの大きなテーマを抱えている東京にとって、新政権が東京とともにこの国難を乗り越えられるように連携をお願いをしたい」と語った。また、田村憲久氏や平井卓也氏ら閣僚となる複数の名前を挙げ、「新しい内閣に期待をし、また東京都としても菅政権とともに連携しながら進めていきたい」と協調姿勢をアピールした。
11:00
西村経済再生相「すごく不安だった」
新型コロナウイルス対策を担当する西村康稔経済再生相は16日午前に臨時閣議後の会見に臨み、緊急事態宣言期間中に呼びかけた「極力8割の接触削減」について「安倍総理の決断が受け入れられるか、理解されるかわからず、すごく不安だった」と振り返った。
西村氏は3月からコロナ対策を担当し、ほぼ連日の記者会見や、国会対応にあたってきた。会見では「ご不便をかけたが、国民の協力で宣言を解除できた」と謝意を表明。心労から、宣言の発出から解除までの2カ月弱で、自らの体重が3キロ落ちたことも明らかにした。
西村氏は新内閣での留任が内定している。会見の冒頭でも「引き続き再任となるので、全力を尽くしてやっていきたい」と述べ、感染の拡大防止と経済活動の両立のかじ取りを続けることに意欲を見せた。
拡大する緊急事態宣言の期間中に求めた「極力8割の接触削減」について、「国民に受け入れられるか不安だった」と記者会見で振り返る西村経済再生相=2020年9月16日午前11時5分、東京都千代田区、山本知弘撮影
11:00
公明・山口代表、早期解散論にクギ?
公明党は16日午前、両院議員総会を開き、山口那津男代表が「われわれの新たな連立政権はコロナ感染症への不安にしっかりと対応して、乗りこえていくことが最重要の課題」とあいさつした。「経済、国民生活が相当なダメージを受けている。これを回復し、元の人の流れ、事業活動、ここを立て直していくことが並んでの重要課題」とも語り、「重要課題」を繰り返して強調した。
山口氏は15日の菅義偉自民党総裁との会談後、早期の衆院解散論について「これから選ばれる総理大臣の専権」としつつ、「政権合意で大きな柱として確認したことは新型コロナ対策。政権として最優先の課題で臨みたい」と述べ、とクギを刺している。
山口氏は16日の両院議員総会で、17日に告示される公明党代表選挙に立候補する考えも正式に表明した。
10:35
枝野氏が志位氏に投票呼びかけ
立憲民主党の枝野幸男代表は、衆院議員会館の共産党の志位和夫委員長の部屋を訪れ、午後の首相指名の投票で、「枝野」と投票してほしいと呼びかけた。
10:30
「ぶつかり稽古」発言を弁明
北村誠吾地方創生相は臨時閣議後の記者会見で、「大臣を辞めたいと思ったことはあったか」と問われた。北村氏は「桜を見る会」をめぐる公文書管理にからみ、国会での答弁が迷走し、野党からの批判を受けた。北村氏は「答弁が苦になったり、委員会が苦になったりして、辞めたいと思ったことは全くありません」と述べた。
北村氏は予算委員会での答弁を「相撲のぶつかり稽古みたいなもの」と述べて批判を浴びたこともあった。この日の会見では、「(自身が)ラグビーのプレーヤーだったから、練習はどんなに厳しくても、本番の試合になった時に成果が発揮できればいい。委員会が練習だ、質問が練習だと思ったつもりはないが、そこでへこたれちゃいかんと。だから辞めたいとか嫌だという気持ちはないと言うために『ぶつかり稽古』というつもりだった」と説明。「お前はふざけておる、本番と稽古を一緒にしちゃ駄目だとお叱りを受けたので、大臣は注意して物を言わないといけないかなと思って、二度とぶつかり稽古と言わなかった」と弁明した。
10:15
河野防衛相は「記念写真」投稿
臨時閣議を終えて防衛省に戻った河野太郎防衛相はツイッターに、防衛相の椅子に座る写真を投稿。「記念写真」と書き込んだ。
河野氏はこの机上に相手国にちなんだぬいぐるみなどを並べて電話会談に臨む様子を度々投稿し、ツイッターでも話題を呼んだ。河野氏は新内閣で、行革担当相に就任する。
10:15
「関係閣僚は万全期すように」菅氏が注意喚起
西村明宏官房副長官が16日午前、閣議後会見を開き、安倍内閣が総辞職した臨時閣議の様子を説明した。菅義偉官房長官からは「新内閣が発足するまでの間、地震などの緊急事態が発生した場合は現内閣で対応する必要がある。関係閣僚は引き続き、万全を期すように」との注意喚起が行われたという。
西村氏によると、閣議後には、麻生太郎副総理兼財務相から安倍晋三首相への敬意と感謝の言葉があり、首相からは東日本大震災からの復興、経済再生、外交・安全保障などに取り組んだことへの所感、国民への感謝の言葉があったという。
10:00
麻生氏「政権安定のおかげで経済活性化」
麻生太郎副総理兼財務相は16日午前、閣議後会見を開いた。安倍内閣が総辞職した臨時閣議の感想を問われ、「(第2次安倍政権発足から)7年8カ月、政権が安定したおかげで経済政策等々、いろいろやらせて頂き、いわゆる経済の活性化が確実になってきた。円も105、106円に落ちたし、金利も低金利が続いたし、そしてうまくいったということ」と振り返った。
「政権の安定がもたらしたものは極めて大きかった」とも語り、安倍晋三首相への感謝を述べた。
拡大する菅義偉自民党総裁(中央)と記念写真に納まる新四役の(左から)山口泰明選対委員長、佐藤勉総務会長、二階俊博幹事長、下村博文政調会長=2020年9月15日午後1時43分、東京・永田町の自民党本部、恵原弘太郎撮影
9:50
萩生田文科相「当時の判断、それなりの意味」
萩生田光一文部科学相は16日午前、臨時閣議後の記者会見で、安倍晋三首相について「外交分野は、首相経験者が様々な会議に出ることも珍しいことではない。現職の外相とはまた違う意味で、日本国のために働いていただける、そういうチャンスもあるのではないか」と語り、今後の活動に期待を寄せた。
文科相の続投が決まっている萩生田氏は、これまでの文科行政についても振り返った。大学入学共通テストでの活用が見送られた英語民間試験、国語・数学の記述式問題については「実施に踏み切っていれば逆に試験が受けられない事態もあったので、当時の決断はそれなりの意味があった」。その上で「受験生の皆さんが公平で自分の能力がしっかりチャレンジできる環境が大事。いずれしっかりとした方向性を出していきたい」と意欲を示した。
9:50
「首相指名は枝野と書いて」立憲呼びかけ
午後の衆参本会議の首相指名を前に、野党4党の国会対策委員長が会談した。
立憲民主党の安住淳氏は記者団に「それぞれの党に対して、『首相指名選挙があるので、枝野幸男と書いてもらいたい』と要請した」と語った。
新たにできた国民民主党の古川元久氏は、「野党の一員として、政権交代を目指すという立場に立っている。枝野代表と書きたい」と語った。社民党の吉川元氏も枝野氏を指名することを明らかにした。
9:40
小泉環境相、長期政権に父を重ね
小泉進次郎環境相は臨時閣議後の記者会見で、「7年8カ月という長期政権の運営は心身共に、他の人には計り知れない重いものがあったと思う」と安倍晋三首相をねぎらった。
小泉氏の父、純一郎元首相が首相任期を終えた時を振り返り、「父が(首相在任)5年5カ月を終えて、一家族、息子としての思いは、『生きて帰ってきてくれた』と。改めて、安倍首相の最後の日に向き合った時に、心から感謝と敬意を申し上げたい」と述べた。
また、小泉氏は新内閣で環境相に再任される予定だが、2015年から30年以内に除染土を福島県外で最終処分するとした法律について記者から問われ、「これは国と福島県の約束ですから、私はその約束を実現するために、不退転の覚悟で、一つ一つできることをやっていきたい」と語った。
9:35
河野防衛相、一番大変だったのは…
河野太郎防衛相は安倍内閣の最後の閣議を終え、防衛省で記者団の取材に答えた。
「大臣として一番大変だったことは何か」と聞かれると、「(陸上配備型迎撃ミサイルシステムの)イージス・アショアの配備決定直前に、プロセスを停止せざるを得なくなってしまった。そこについては、ほんとに地元(の秋田・山口両県)には申し訳なく思っている」と語った。
9:20
安倍内閣が総辞職
安倍晋三首相は16日午前の臨時閣議で総辞職した。第2次安倍政権発足以降、首相の連続在職日数は歴代最長の2822日。約7年8カ月にわたる長期政権が幕を閉じた。同日午後には自民党の菅義偉総裁が臨時国会で第99代首相に選出され、新内閣が発足する。
次の首相には、「安倍政権の継承」を訴えて自民党総裁選を制した菅氏が、16日午後の衆参両院の首相指名選挙を経て選出される。
9:00
立憲民主・枝野代表「いよいよ今日から」
前日に150人で結党したばかりの立憲民主党。国会内で両院議員総会を開き、枝野幸男代表は「いよいよ今日から国会だ。残念ながら3日間と短いが、新政権に対して、しっかりと国民の声を伝えていく」と意気込んだ。また「本格論戦の臨時国会を一日も早く開かせるのと同時に、衆院の解散総選挙に備える」と語った。国会論戦と解散総選挙、両にらみの構えだ。
8:55
安倍首相が官邸入り 「体調は順調に回復」
首相として最後の日を迎えた安倍晋三首相は、官邸に入る際、記者団の取材に応じた。今の心境を聞かれ「政権奪還以来、経済再生、そして国益を守るための外交に一日、一日、全力を尽くした。様々な課題に国民とともにチャレンジすることができたことは、私の誇りとするところだ。心から感謝したい」と語った。
体調については「薬の効果もあり順調に回復をしてきている。一議員として菅政権を支えていきたい」と語った。濃紺のスーツに赤いネクタイ姿で、一言一言、かみしめるように答えた。
8:45
菅総裁が首相官邸に入る
自民党の菅義偉総裁は朝7時半から都内のホテルで秘書官らと打ち合わせをしたのち、官邸へ。紺のスーツ姿。記者団から「おはようございます」と声を掛けられると、笑顔を見せ、「おはよう」と右手を上げて応じた。
7:00
安倍首相がツイッターに動画投稿
安倍晋三首相は16日朝、首相官邸のツイッターにあいさつの動画を投稿した。これまでの活動の動画を背景に「残念ながら残された課題もある。同時に国論を二分するような困難な課題に挑戦し、達成できたこと、実現できたことがある」と振り返った。
「全てはどんなに苦しい時も、変わることなく至らない私を応援して下さったみなさまのおかげ」とも語り、次の内閣への協力を呼びかけた。
【中継中】菅首相、会見で「安倍政権の継承が私の使命」 [政治タイムライン][菅政権発足]:朝日新聞デジタル